で、K南へ。芦屋クオリティ全開。
そんなガラガラの223系で大阪駅に戻ってみると、3番街バスターミナルは夜行高速バスの到着ラッシュ。
日本各地からバスがやってくるここ梅田、「ディズニーランド⇔梅田」の幕を掲げた京王バスや京成バスの姿も。正直、まさか大阪で「KEIO」のあのロゴマークが見られるとは思いませんでした。
芦屋駅前で数人の友人と遭遇。なにやら話をしていたので聞いてみると、どうやら「坂がきついから、皆で金を出し合ってタクシー乗らないか」ということを密談していたそうで。このブルジョワめ。俺も仲間に入れてくれ。
まぁ結局、パンフレットに「タクシーの利用は禁止ね(はぁと)」という一行の記述があったので良心の呵責の結果乗らなかったわけですが。
距離は2km程度なのに高低差がバカみたいにあるので、4人で乗れば一人あたり170円というバスより安い値段で行けてしまうタクシーは、貧乏高校生の身分であっても十分選択肢に入ってしまうんですよねぇ。
つーわけで芦屋の山道をヒイコラ云いながら登る登る。
JRの駅を出て阪急の高架をくぐって暫くしたあたりから延々と10〜15%、もしくはそれ以上の坂道が学校まで続くわけで。誰ですか、こんなドエライとこに学校なんて作ったのは。
しかし芦屋って凄い街ですね。坂道もさることながら、道を歩いていてもタクシーか高級車としか擦れ違わないんですよ。軽自動車なんて存在しようはずがありません。リムジンっぽいものまで平気な顔して走ってやがります。全く違和感がないあたりが怖いところです。どうやら、この町に不況は存在しないようです。
要は、この街に住んでる人はみんなVIPPERってことですねっ!(正しい意味で)
んでもってどの家もアホみたいに大きいのです。みんなセコムしてます。てか、玄関の門が自動です。うわー、貧乏人の来るところじゃねぇなここは・・・と痛切に実感。
そんな家々の間を縫うように伸びる長い坂道を歩くこと20分余、ようやくK南に到着・・・。
点呼が終われば、あとは夕方3時の点呼までどこに行っても何をやっても自由です。全く、なんといい加減な学校なんでしょうか。さて、それでは阪堺に行きますか。
30分ほど前に上ってきたばかりの道を今度はひたすら下り、芦屋駅へ逆戻り・・・。