卒業式。

私の学校の卒業式では、先輩方が証書を受け取る際に後輩が名前やあだ名、あるいはその人を象徴する一言を叫んだりするのが恒例となっているのです。


まぁ、その叫び声を聞いていたら各個人の断片が非常に良く窺い知れるわけで。「萌えー!」とか、「閣下マンセー!」とか、「マスター!」とか。もう訳分かりません。


え、私?ええ叫びましたとも。思いっきり叫びましたとも。こーいうときは叫ばにゃソンソン、乗らなきゃソンソン、ですよ。


壇上でパフォーマンスする方も結構居たりで、私の学校の場合は本来フォーマルなはずの卒業式が結構エンターテイメント色を帯びてたりします。


とりあえず私のときは「せっちゃーん!」と叫んでくれればそれでいいです。


顔も見たこともないような育友会会長やら学校法人会長やらの何を話しているのか分からない式辞は華麗にスルーし、生徒会長の話だけ聞くってのはもはやデフォ。


終わった後はウチの部の先輩をいじり・・・いや、祝福します。胴上げ、三本締めというとても文化部とは思えない体育会系チックな祝い方なのはもはやノリ。


部員寄せ書きの色紙を手渡して顧問と一緒に記念撮影、その後祝賀会に出席する先輩方三人とお別れ。次にお会いするのは5月の文化祭ごろでしょうか。


いつも部室に居ていた筈の方が急に居なくなるというのは、何とも云えず淋しいものです。今まで4年間、本当に色々とありがとうございましたーっ!