というわけで、天王寺クオリティを体感して頂きました。

今日は関西を訪れているid:sosnaさんに京阪神おでかけパスをお渡しする+和歌山線大回りにご一緒させていただくために、朝早くから行動開始。

いつも通りに長尾6:04発の区快で出発。もうこの季節になると、阪和直通103系区快のマトモな写真を福島で撃つのは無理っぽいです。この晴天で露出を-1.7まで下げないと1/250を切れないだなんてふざけてます。というわけで、おとなしく引き下がって美章園


エーデルが来るまで、ひたすら103系ばかりを撃ち続け。余り特徴車が来ないなぁ・・・と思いつつ手を休めた瞬間、103系全車冷風WAU102クーラ4連+全車戸袋窓4連という激レア編成同士の8連快速が目の前を爆走通過していってかなり凹みました。日根野クオリティ全開な編成同士で爆走阪和快速運用だなんて、流石です酉さん。


メロン編成のエーデルは結局、美章園を8:25頃に通過。一体あやつは、阪和線内のどこで時間調整してたんでしょうか・・・?


その後は本線系統で201系を撮りつつ時間潰し。今日は青い電車ばかり撮ってる気がします。

塚本へ行ってみたところ、先ほど美章園にいた人が3人も居た件について。皆さん考える事は同じですか。


大阪駅で大回り用の120円切符を買って223系J編成×2のヘタレ新快速に飛び乗り、新大阪から座っておやすみう(略)。目が覚めると丁度京都、しかも何時の間にか3分遅れ。

次のみやこ路快速も宇治までおやすみう(略)。宇治から乗り換えた103系も寝たり起きたりの状態。MT55とレールのジョイント音は眠気を誘うのです。


奈良でsosnaさんと合流し、目指すは和歌山線105系で3時間弱の間、ただひたすらロングシートの旅が続きます。
どの戸袋窓を覗いてもほぼ例外なくハエなどの小虫が数匹入ってたり、パイプ間に大きな蜘蛛の巣が張ってあるあたりは流石105系。いい感じにくたびれた感丸出しです。

このように車内で沢山の虫を飼っている虫カゴ105系にゴトゴト揺られ、電車は和歌山線の細道を進んでいきます。先日も乗ったばかりなので、路線風景の詳細は割愛。


和歌山からは3連の紀州路快速・・・って、その横に停まってるのは日根野のヌシのクハ103-2じゃないですか!

日頃103系に乗ることすらほとんどないsosnaさんは大興奮。私もこの車両はまだ見たことが無かったので、やっぱり大興奮。


中途半端に混んでいた紀州路快速日根野まで繋ぎ、ここからはお楽しみの103系阪和快速。今日は残念ながらハズレのK803編成。

K801は日本最古モハ&6M2T補正、K802は戸袋窓補正で萌え度アップ効果があるんですが、この編成は大して目立ったポイントがないんですよねぇ。まぁ、1966年製でボロいことに変わりは無いんですけど。

いつものように阪和線を全開で爆走する103系。熊取、和泉府中東岸和田で抜いた普通が3本とも全て希少種205系1000番台だった件について。

今日の堺市天王寺間は思ったほど奮わず、80〜90km/hほどで余裕の走り。90km/hが余裕なのか否か、というツッコミは禁止。

やがて103系は夕闇迫る天王寺駅ホームに滑り込み、34分間の爆走体感は終了。今日の鳳以南はそれなりに熱い走りっぷりだった気がします。


そしてsosnaさんに天王寺クオリティを体感していただくべく、地平の環状線ホームへ。数分間隔で次々とやってくる103系を見ながら「クハ103-1に乗りたい」と仰るsosnaさん。

いつもかなりの確率で運用には就いているTc1ですが、だからと云って必ず走っているという保証があるわけではありません。

「まぁ、Tc1が来なくてもTc7かTc9のどちらかが大抵来ますので」などと話しながら、到着する内回り電車を何となく見ていると


先頭N40、MユニットN40、サハ1がN40、サハ2が未更新・・・


って、コイツは数分前から話題になってたクハ103-1入りのモリ1編成そのものじゃないですかっ!


「今入ってきてる内回りのアレ、103-1入りですよっ!」。正直なところ、天王寺到着後僅か10分弱でコイツに遭遇できるとは思いませんでした。sosnaさん大喜び。

ひとしきり撮影を終えた後乗り込み、最古参車両のクオリティを満喫しながら森ノ宮電車区脇を通過。「これで更に元ケヨE38の車両に乗れたら最高なんですけどねー」などと話しながら103系だらけの車庫を見ていると、そこの出庫線には


パンタを上げてライトを点灯させ、「大阪環状線」幕を出してまさに走る気満々の元ケヨE38入りモリ17が。sosnaさん壊れ気味。


京橋でクハ103-1を降り、一旦改札を出て標的の奴を待ち受けます。奥に見える車庫への引込み線には、既にモリ17と思しき車両が前照灯を煌々と照らしてスタンバイ中。

先行の加茂行きの221系が出て行くと間もなく、さっき車庫で走る気満々だったTc205先頭のモリ17が轟音とともにホームに入ってきました。京橋始発ということもあって、車内は環状線にしてはガラガラ。他の車両とは一味違う、モハ103-686の音を楽しみます。クハ103-1からモハ103-686って、もうホントありえないくらいの超豪華乗り継ぎなんですけど。


大阪で日本海の発車を見送ったりしたのち、北新地へ移動。ギリギリで何とか同志社前行き快速に乗車するも、このまま奈良へ向けて再び大回りを決行するというsosnaさんにとってはこの電車に乗れたところで利益はないんですよね。。

車内で色々と話した結果、何故か「一緒に長尾で降りる」ということに。あんな田舎駅に降りていただくなんて、恥ずかしいから勘弁してくださいww

結局、電車が行ってしまうと虫の声しか聞こえない、駅前にパチンコ屋とファミマしかないとても寒い田舎駅でsosnaさんを木津行き電車が来るまでの15分もの間待たせてしまったことをお詫びします。


木津行きに乗るsosnaさんを見送って、自転車でいつも通り家へ。

今日は一日振り回してしまい、申し訳ありません&ありがとうございました!