夜明け前の駅

気合で4時に起床、前日10時寝なのでとりあえず6時間睡眠は確保。外はまだ真っ暗。

外を見ながら朝飯を食べているとだんだんと東の空が白み始めてきました。まだ薄暗い4時45分、チャリで家を出発。

朝の道路は当然ながら車も人も殆ど無く、駅に向かって道路の中央分離帯を快調にぶっ飛ばします。無風だったので、ほぼ新記録レベルのタイムで駅まで走れたような気が。


人影もなく、タクシーがポツンと停まっている狭いロータリーを横切って駅へ。煌々と明かりの灯るコンビニには客の姿は無く、店員はいかにも暇そう。

ホームに上ると間もなくガラガラの始発電車が到着。駅の一日の始まりです。


電車はまだ目覚めない郊外の静かな街の中、夜と朝の境目を快調に走っていきます。
ふと窓から外を見ると、月がまだ薄っすらと姿を残していながらも真っ青に広がる空の隅っこに一筋の雲が。飛行機雲なんでしょうが、それが未だ姿を見せない朝日を照り返して金色に光っててるんです。もう、ホントに綺麗。

始発電車から見る朝の景色は、早起きの特権なのです。