遅れスパイラル

部活の帰り、弟を家に放置したままU@Techを神戸まで撮りに。


遅れて到着したU@Techを撮り終え、さて帰ろう・・・と思ったんですが・・・。世の中そんなにうまくいかないわけで。
すっかりおなじみ、「線路内に人が立ち入りましたので(略)」により新快速が立て続けに2,3本来た後パッタリと来なくなります。運転整理のため西明石や大久保で折り返しでもしてるんでしょう、恐らく。


仕方ないので快速で帰る事にし、丁度来た223系1000番台の快速に飛び乗り。

車端部のボックスシート進行方向窓側――要するに車両の一番端の席を確保し、これで大阪までゆっくり帰ることに。
遅れのためか神戸、三ノ宮ともに長めの停車時間。
三ノ宮駅のホームでは駅員が「大阪、京都方面には後の電車(=なかなか来ない新快速)をお待ちください」と言ってるものの、そんないつ来るか分からないようなもん待ってどうするよ・・・というのが実際。ちょっと心が動いたのは確かなんですが、そのまま乗り通すことに。


住吉まで来た所で、またも長めの停車。
今度の停車は長く、なかなか発車しない。と、その時。


塚本駅人身事故により、只今上り線の電車は運転を見合わせておりま〜す!お急ぎのお客様には大変申し訳ございm(略)」


オイオイ、更にやっちまったのかよ・・・orz

去年の暮れの有名な「魔の金曜日」*1程ではないですが、一回どこかで事故が起こって電車が遅れたらこのようにつられて飛び込む人も出てくるわけで。


抑止決定。車内ではケータイを出して連絡を取る人がちらほら。

中には、ホームの喫煙コーナーに出て煙草をふかす人も。
どうも皆さん、しょっちゅう起こるこのテのことには慣れてるようで・・・。

とその時、外側線を新快速が猛スピードで通過。
外側線は抑止食らってない模様。やられた・・・。完全な選択ミス。


10分ほど経った頃、ようやく運転再開の目途が立ったらしく車内放送が入る。発車。


芦屋までは、同じく抑止を食らっていた先行の普通が詰まっているために走っちゃ停まり、走っちゃ停まり・・・。
ようやく芦屋に辿り着き、普通を待たせて先行。と、その瞬間手のひらを返したような韋駄天走りになる223系。このへんは流石。


結局その後大阪手前で再びノロノロ運転になり、221系丹波路快速にぶっこ抜かれるという屈辱を味わいつつ大阪着。オイオイ、神戸から45分掛かってるよ・・・


環状線名物「業務連絡、業務連絡、****M運転整理○分〜!」*2で発車時間を過ぎても停車していた221系に飛び乗り、京橋。

本線系統が遅れているなら尼崎で本線と繋がっている学研都市線などは当然のように遅れているわけで、案の定ダイヤはズタズタ状態。
なぜか、定期列車では存在しない15:58発快速木津行きが電光掲示板に表示されていたりも。
恐らく、京橋の電留線で待機している車両を出すつもりで急遽スジの間にこの「幻の快速」を割り込ませたものの結局車両の都合で出せなかったんでしょう。まぁ、特発を出すほどの量の乗客が居たわけでもありませんしね。

で、12分ほど遅れて到着した快速木津行きは希少な207系2000番台1次車。223系1000番台といい、今日は少数派ばかり乗ってるような気がするんですが。


結局12分遅れのまま発車。
放出まではカーブが多く通常通りの運転だったものの、住道を出た後は僅かな直線区間を110km/hで突っ走り、95制限のカーブに100km/hで突撃したり、伝説の禁じ手「110キロノッチオン」*3の高等テクニックを使ったりとウテシさん大活躍。
レチ氏も奥義「ドア即閉め」などで協力し、ダイヤ立ちまくりの学研都市線にしては驚異の2分回復を披露してくれました。good job!

*1:2003年12月には、毎週金曜日の夕方になるとアーバンネットワークのどこかで人身事故が起こり、それが発生した後立て続けに他の駅でも数件の人身事故が起こり容赦なく電車が停まったことがあった。「これはJR西日本へのテロじゃないのか」と言われたことも。この時、JR西日本のとあるお偉方から「飛び込むならうちだけじゃなく阪急や近鉄にも飛び込んでくれ」という伝説の迷言が生まれた

*2:後続の列車が遅れている時などに、乗客を分散させるために先行列車を大阪や京橋などの主要駅で時間調整させる

*3:学研都市線の最高速度は110km/h・・・