天気の意地悪。

ギラッと。



頼むから、通過した30秒後に晴れたりするのだけはやめてください。



そんなわけで、またも朝早くから季節限定労働のSRC撮影。しかも今日は後輩のオマケつき。


枚方大橋にAM3:40集合の予定だったんですが、交野市の家を出たのが3:35。間に合うわけがありません。

そこそこ全力で走って、適度に1号線の信号に引っかかって、枚方大橋着は4時ちょっと前。許せ後輩。


早いもので、こんな時間なのにもう東の空は青みを帯びてきています。流石は夏至一週間前。


後輩の乗ってるのはママチャリなので適度に加減して合わせて走るつもりだったんですが、アレが意外となかなか速くて。ちょっと試しに飛ばしてみたら、かなりアグレッシブに食らい付いてくるんですね。そんなわけで当初予定より若干、走行ペースを早めに。

あまりに早朝すぎて誰も人なんて通らない遊歩道を、痛い会話を交わしつつかなりのスピードでチャリを転がします。

誰ですか、時速30km/h超で誰も居ない河川敷を突っ走りながら「跪いて○を○めるですぅ〜」なんて叫んでた奴。○内は検閲。




・・・そんなわけでまた今日もやってきました、朝5時前の大阪駅前。

マウンテンに変えて以来、大阪はママチャリ時代よりかなり近くなりました。今日は後輩付きなので結構緩めに走りましたが、それでも枚方→梅田間の所要時間がたった50分ですもんねぇ。


ヨドバシ横の120分無料の駐輪場にチャリを置き、始電に乗り込んで新大阪。流石は土曜の朝の始発、昨晩を様々な理由により梅田で過ごした方々がかなり乗り込んでいる結果、立ち客が出ちゃってるほどの盛況っぷりです。座ってる人は万遍なくグッスリおやすみう略状態、これはまた寝過ごし率が高そうな電車ですこと。


新大阪で降りて、さっさと撮影モード。予想よりかなり露出が厳しいです(´・ω・`)

太陽はもう時間的にも物理的にもとっくに地平線上から姿を覗かせていて、頭上に広がる空は一面澄んだ青色をしているのですが、その中の肝心の太陽の部分だけが何故か華麗に雲に隠れてやがるわけで。


コレを撮った30秒後、待ちかねていたかのような感じで一斉に黄金色の日差しが街中を包み込んだ時にゃ、もう本気で太陽と雲を呪ってやろうかと思いましたよお陰様で。やっぱり、野田で撮っときゃよかったですかね・・・。


気を取り直してホーム逆側に移動。

暫く待機後、やってきたのは関西ではほとんど見る機会のないコイツ。

信号柱が邪魔?そんなものは心の眼で消去ですよ奥さん。



ワムハチですよワムハチ。

中京や静岡地区ではありふれてるらしいコイツらですが、そんな話を人づてに聞くたびにそれらの地域をすごく羨ましく思ってしまうわけで。関西まで来るワムハチの定期列車は、僅かにこの列車一本だけなのです。

貨車の性能上最高速度は75km/h。そうなると結果として他の定期列車の足を物凄い勢いで引っ張ってしまうため、コイツらが天下の東海道本線西区間を走れるのは実質このような超早朝or深夜のみとなっています。間違っても223系が常時130km/hで暴走してる真っ昼間に走らせるわけにはいかないんでしょうかね。

そうなると撮影は至難の業。撮影可能な時期なんてそれこそちょうど今頃、夏至を挟んで±1ヵ月半ほどの間のみ。更に休日は運休なので、日曜に撮りに行ってもコイツが現れることは絶対にありません。まったく、ヲタ泣かせもいいとこな列車です。


因みに前のダイヤ改正まで、この列車は「EF66重連」と云うとんでもない度Maxの編成でした。



さて、こんなゲテモノを撮った後は大阪へ戻ってチャリを回収。時間もあるので、梅田貨物駅の外周をウロウロします。

ウロウロしてるうちにオーシャンアローの回送がノロノロと貨物線を走ってきやがったので、何を間違えたか隣の道路をガチで競争してみたり。相手は30km/hほどのノロノロ運転だったので、少し距離を詰めて追い上げたりしちゃいました。うわ、JR西日本が誇る振り子式の看板特急車両に自転車で追いつきそうになっちゃいましたよ。何ということでしょう。

同じ要領で入換中のコキと競争したら、これがまた面白いようにブチ抜ける件。そりゃ入換ですし。何せ制限15ですし。弱いものイジメはよくありません。


ここ梅田貨物駅も近い将来再開発で消えるので、記録するなら今のうち。


この編成で本線に出てきて爆走したら崇めてやってもいいです。


流石に今日は大阪周辺に長居する気も起きないので、このあとは素直に帰りモード。

チャリで大阪市内に出てきた帰り、やることなど一つしかありません。



はいはい赤川赤川。
梅田から10分以内でこんなとこまで行けるなんて、チャリって何と素晴らしい陸上交通機関なんでしょうか。

ここの撮影は相変わらず苦手です。傾き補正&ピン甘を誤魔化すためのシャープ補正がかかってるのは秘密。


帰りは予想通り後輩がすっかりバテてしまっていたので、ちょくちょく休憩を取りつつかなりゆっくり走って帰宅。そりゃ、初めての長距離ツーリングなのに行きにあれだけ無理して爆走すりゃこうなりますって。無理するなって云っといたのに・・・w

彼は帰ったら筋肉痛を覚悟しといた方がいいと思うのです。私はもう慣れてるので、これごときで筋肉がヘタレることなどないんですけど。・・・とまぁこんな所で全く意味の無いアドバンテージを無駄に誇ったところで一体何になるというのでしょうか。


赤川から枚方大橋まで80分は史上最遅タイムの自信があります。やんぬるかな。


それにしても、チャリで長距離を走るときは一人で孤独に走るより誰かと一緒に走ったほうが数倍楽しいですね。やっぱり。