京阪中毒。

The葬式厨。



今日は昼前から晴れてくるということで、部誌の表紙にするための321系快速を撮りに行く予定だったんです。

そう、全ては予定「だった」のです。実に済まないことです。


要するに目が覚めたら12時半でした。気が付いたときには一日の半分が終わっていました。鉄ヲタにとっては、これは致命的ともいえる事故なのです。


それでも、窓の外に広がっていたのは実に一週間ぶりの気持ちいい青空。今週はもういい加減イライラするくらい延々と曇りor雨の日が続いていたので、すがすがしい事この上なしです。

その天気に誘われるように、適当に朝昼兼用の食事を済ませたあと外出。チャリで交野市、しばらく待って2600系。4月から始まった毎日おけいはん生活にも、ちょっとずつですが慣れてきました。


枚方市からは今日から始まった新ダイヤのポイントの一つ、日中普通淀屋橋行き。コイツに乗り込み、とりあえずネタな列車が来たら撮ってみるかー・・・などと思いつつ車内で京阪時刻表を捲って区急5連運用をチェック。日中は6本中3本が5連、残りが7連での運用の模様。


西三荘で下車し、次にやってくる区急を狙ったところ



あらあら、何だかいきなり香ばしい子が来ちゃいましたよ。

流石はおけいはん、ダイヤ改定初日からいきなりクオリティ全開です。


その10分後、次の区急は1917F。初日からネタ車両2連続とかちょwwwおまwww

今まで5両編成組運用のうち1900系が入る可能性のある優等列車は朝夕のほんの一部の急行・準急(殆どが「ひこぼし」)・区急だけだったのですが、上記のように今改定により日中に5連区急が3運用も登場。その結果としてこのように、1956年製車両入りのコヤツラが日中堂々と猛爆走する姿が見られるようになったわけです。
1900系自体は現在減少中、来月には残り2編成になってしまうのですが、彼らが爆走運用に就く確率は逆に増えてしまうことになる今ダイ改。恐ろしい話です。


撮影後すぐに機材を撤収し、撮ったばかりのこの列車に乗り込みます。短い5両編成だからか、車内は意外にそれなりの乗り具合。

守口市で特急が先行したあと、やがて1900系の前のポイントが内側線へと切り替わります。


ここから京橋までの5分間はひたすら直線の続く複々線を、特急の後を追って猛爆走するのです。この、軽く40年以上昔に作られた2世代前の特急車両が。


ポイント制限を抜けて一気に加速を開始する1917F。非常に駅間距離の短い駅たちを次々と高速で通過し、グイグイ飛ばして速度計の針はどんどん回っていきます。100km/hの大台を軽く超え、とうとうMAX110km/hに達したところでようやくノッチオフ。

それでも流石は元特急車、乗り心地の良さだけは最強レベル。高速走行時特有の上下へ振れる揺れが、殆どありません。
105km/hまで落ちたところで再度ノッチを入れて気合のフル加速、ほぼ常時最高速度を保ったままで爆走を続けます。言わずもがなですが、モーターはかなり素晴らしい悲鳴を撒き散らしながらギャンギャン回されております。

そんな爆走ながら、コイツの走りっぷりを見ている限りではまだ余力すら感じられ、これ以上の速度を出しても大丈夫そうな辺りが恐ろしいです。120は軽く出せそう。

晴天の日曜日だけあって、各駅には大量の同業者が集結。森小路がえらいことになってます。


京橋の手前で外側線普通に食らいつくように追いつき、スーッと速度を落としたあとはそのまま環状線をゆっくりと跨いで京橋駅ホームへ同時進入、そしてスルスル速度を落としたあとにゆっくりと片開きのドアが開いてフィニッシュ。5分間でもお腹一杯の激烈珍走、ご馳走様でした。


さて、あとは撮影モードです。


野江でまずは半逆光状態の上り、つまりは先ほど乗った列車の返し運用を撮影。やはり少しばかり光線状態が辛いですが、撮れただけ儲けモノですか。



順光となるホーム京都寄りの端に移動し、更に返しを撮影。まずやってきたのは5連化された7202F。

次の1900系はまさかの ケ・ツ・切・れ ☆



orz


仕方が無いので腹を決め、あと一時間待って再チャレンジすることに。区急は10分間隔×6運用なので、車両はちょうど1時間サイクルで回ってくるのです。


待っている間、暇で暇で仕方が無いので部誌のネタを練りつつ運用をチェック。結果、今日の日中萱島区急は7連が7004Fと1000系×2、5連が2600系・7202F・1917F。半分がネタ編成という驚愕の事実。ったくもう、この会社は・・・w

ほい、今度はバッチリ。


撮影後にピタパラッピングの7203Fで淀屋橋まで向かい、天満橋〜北浜間の線路切り替え現場を視察。

車内では運転士の方が二人、車内から「ここの勾配いくつ?」などと話されながら前面を凝視しておられました。

そもそも、今回のダイヤ改正は中ノ島線工事に伴うこの天満橋駅線路切り替えに際して行われたもの。この工事、何と「地下線内で無理矢理トンネルの壁をブチ抜き、一晩のうちに隣に並行して掘られたトンネルへと線路を切り替えてしまう」というかなり大掛かりなもの。新宿駅工事の陰に隠れてしまった感がありますが、これもかなりの難工事です。

帰りは淀屋橋から1本だけの3000系特急。コイツも軽く30年を越えてますが、いつまで使うつもりなのでしょうか。


京阪ユーザーをやめられそうにない、今日この頃です。



どうでもいいですが10004F、昨日が運用初日だったんですね。
ということは私、運用に就いた初日の朝6時代からいきなり乗ってたということになるわけで。こんなところであまり運を使いたくないものです。