ICOCA号一日目&環状混色!こんしょく!&その他諸々

えー、試験が終わったので題名からしていきなりぶっ壊れております。ゴメンナサイ。


塚本でFと適当に数枚写真を撮った後、大阪駅に移動。

「で、これからどーするよ?」と話していたところ、内回りに轟音を立てながら入ってきたのはウグイス色の103系。おっと、いきなり混色降臨ですか。

外回り33M運用に入っているこの混色編成を見て、これからどうするかはすぐに決定。大正へ移動。

環状線内の割に10分おきにしか電車の来ないここ大正駅。停まる列車より通過列車の数の方が多いわけでして、大阪ドームでのイベント開催時などはどうするんでしょうか・・・とも思ったのですがF曰く「これで十分裁けてるから現状のままでOK」だそうな。そういえば大阪ドームでは騒音問題でコンサート開催は事実上不可能になったので、一気に人が駅に殺到する事も少なくなったんですね。
野球の試合で殺到する事もあるだろ、ですって?・・・いや、どうせ殆どパリーグですs(略

やがて、お目当ての混色編成がカーブの向こうから姿を現してきました。
環状線を象徴する光景でもある、木津川鉄橋を渡る103系をホーム上からショット。
3倍ズームしか出来ないどうしようもないデジカメなので手前にガーターがかかってしまいますが、それはもう仕様なのです。避けようが無いのです。
とりあえず、初めて環状線混色103系のマトモな写真の撮影に成功することができました。まだまだこの編成とTc103-1入りの編成を重点的に狙っていくつもりですが、奈良線に発生したTc103-2入りの混色にも目が離せません。
混色編成、これからも関西中で増えてきそうな気配です。
今はまだ「嵐の前の静けさ」の状態ですが、秋になって321系がデビューすると大規模な転属・廃車が発生し、関西の103系事情は間違いなく壮絶なものになるはずです。混色編成が当たり前になる可能性すらあります。
勿論、出来る限りの記録はしていくつもりですが・・・。


因みにその後2周目襲撃時はシャッタータイミングをミスし、玉砕。あうぅ・・・。


嘆いていても仕方が無いので、早々と天王寺から区間快速に乗って高田入り。
やはり前日5時寝の一時間睡眠のせいか、眠気が襲ってきて暫しの休息。
それにしても、電車の中で寝るということは何故こんなにも気持ちいいのでしょうか。車輪が継ぎ目を刻む音とモーターの唸りが、寝不足気味のカラダを自ずと眠りの世界に導いていきます。あー、幸せ・・・。


高田には14:40に到着。「きのくにシーサイド」編成の「ICOCA号」は既にホームに停まっていましたが、まだ発車までは丸々1時間あるので同業者の数は余り多くありません。

他にする事も無いので、発車の50分も前から「乗車位置」の場所に並んでおきます。来るのが少々早すぎたようで、一番乗りです。
正直、一本後の区間快速に乗って来ていても十分座ることができました。。

発車の30分ほど前に扉が開き、中に入ります。

詳しくは割愛しますが、車内はとにかく豪華です。120円で乗っていることに罪悪感を感じたくなるほど豪華です。
ありえないほどリクライニングする重厚なシート、ババ抜きはおろか神経衰弱だってやれそうな広さのテーブル、必死こいて上品さを演出しようとしている照明・・・。

103系万歳!205系マンセー!」をポリシーとする通勤形ヲタなF、最初は「・・・なぁ、俺あっちの105系乗っていいか?奈良で待っといてやるから」等と言っていたのですが、車内に入るや否や態度が180度豹変。何やらうわ言のように「すげぇ、すげぇ」と呟いています。
まぁ、確かにこれに大回り切符だけで乗れるというのは凄い事なわけで。


やがて発車時刻となり、客車らしいのっそりとした歩み出しで高田駅を後にします。
外を見ると・・・何やら白いものが舞っています。雪です。平然と雪が舞っています。

時は3月の12日、三寒四温の真っ最中。昨日が春のような気温だと思えば、今日は雪。本当に不思議な時期です。


桜井で雪の降りっぷりはピークに達し、こころなしか強く降るときもありましたがコレは明らかに積もるタイプの雪ではありません。

が、その後車窓から見えた奈良盆地の山々はうっすら白く雪化粧・・・。まさか、桜井線でこんな景色を望む事が出来るとは思いもしませんでした。

紀勢本線から見える太平洋の景色を望みながら、夏の潮風を浴びて走るのが本来の仕業だったはずのこの車両で桜井線沿線の長閑な田園地帯や雪景色を見るというこのアンバランスさ。・・・んー、絶妙です。名前も「きのくにシーサイド」のはずなんですが・・・。


さて、私は明日もこの「ICOCA号」に乗ってまいります。
id:ebidoraku氏とお会いする予定です。宜しくお願いしますー。