ひょっとして好かれてるんじゃないのかと。

今朝は家を出る準備に猛烈に手間取り、ドタバタしてると気付けば時間は6時50分。

電車の本数は6:53、6:59、7:05・・・と、某学研都市線よりは遥かに多くなったのですが、こうなると今度は「学校に間に合うかどうか」という根本的な問題が生じてくるわけです。まだ京阪通学を始めて間もないので、時間がそれほど読めないわけでして。


本当にどこかのアニメでやってるような勢いで6:53に家を出発、駅までの道を猛スピードで爆走。雨?知りませんです。濡れたきゃ濡れろ、です。

激しいカーチェイスを繰り広げながら突っ走り、駐輪場にチャリを押し込んだ時にちょうど駅隣の踏切が鳴り始めやがりました。やがて見えてくる緑色のポンコツ移動物体。

電車と競争しながらエスカレーターを段飛ばしで駆け上がり、定期を自動改札にぶち込み、ギリギリで何とか乗車成功。はぁ・・・。


枚方市からは準急に乗り換え。2分に1本の勢いで電車が来やがるとなると、もはやどれに乗っても一緒なのです。正しい乗車記録が書けるのかどうかだんだん不安になってきました。


香里園までは走っちゃ停まりのチンタラ運転を行っていたこの準急ですが、萱島を出て複々線に入ったその瞬間を境に、急に狂ったように爆走しやがります。朝ラッシュでも爆走運転、これが京阪クオリティ。

「昭和40年 川崎車輌」の銘板が光るこの2200系は、容赦なく守口市を特攻通過。モーター、いい音出してます。


京橋で環状線に乗り換え、奈良行き区快の103系ナラ車に揺られて大阪駅に辿り着くと何故か4番線には583系が。

あれー、今日は平日だから金光臨じゃないだろうしなぁ・・・と思ってると、そいつの正体は定時なら6:48に大阪に着いてるはずの「きたぐに」。現在時刻、7時45分。いくら遅れてるからといってもラッシュ時真っ只中の大阪駅に堂々と寝台電車を特攻させるとは、流石酉です。血も涙もありません。


その「きたぐに」が停まるホームの電光掲示板を見てみると、まだ後続の「日本海2号」「銀河」もやはり到着していない様子。JR東海管内で人身事故があり、貨物列車が遅れたための遅延だとか。

ほどなくして3番に日本海がご降臨されたので、どうせなら撮ってから行くか・・・と云う考えが不意に頭をよぎり、そこにいた尼崎行きの201系に飛び乗り。

宮原へ向けて回送中のきたぐにと併走しつつ、塚本着。先着が一名だけ。

どうせいつものきたぐに日本海・銀河が遅れてるだけなのに、同業者が居るなんて珍しいことです。普段ならこれらの列車なんて、土日くらいしか撮ってる人居ないんですけどね。


まずは日本海を撃ち。やはりラッシュ時だけあって、すぐにやってきました。

天気は最悪、時折激しく雨が打ちつけてきます。どうせいつもの列車しか来ないのに、何のためにこんなことをしているのか良く分かりません。


日本海が行った後、3分ほどの間を置いてすぐに銀河がやってきます。雨を突いて下淀川橋梁をゆっくり近づいてくる、EF65のライト。

やがて機関車が橋の影から姿を現s・・・



・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・はぁ?




くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」










なんか、赤いんですけど。




一瞬、タチの悪い冗談かと思いました。何かの引っ掛けかと思いました。

あーこれはまさかアレですね、実はまだ夢を見てて家のベッドの中なんですね・・・などと本気で思いました。



それでも次の瞬間ようやく我に返り、ようやく自分の置かれている状況を把握。



・・・・・・


ちょwwwwwwまた虹釜とかwwwww嘘wwっうぇwwwっうぇww



田端のスター・虹釜ことEF65-1118。

今まで来阪することなどほとんどなかったこのカマですが、どうしたことか、何をトチ狂ったか知りませんが今年に入ってから銀河・天理臨と立て続けに2回も関西に降臨。

そのたびに大声コンテスト・・・じゃなかった、大量の撮影隊を動員してきました。


流石にもう来ないだろー、と思っていたら何ですかこの今まさに私の目の前を走ってるコイツは



あまりにトロトロと来てくれたので、引きでもう一発撮影。


「何があったのか分からないまま全く知らずにたまたま塚本にやって来て、気が付いたらコイツが撮れていた」というのは多分きっと恐らく、物凄く素晴らしいことなのだと思われます。


そういえばこの間の塾の帰りの銀河も、京阪ひこぼしを撮った後の単機回送も全て た ま た ま の遭遇だったんですが。これで三度目、ひょっとして私はこのカマに好かれてるんじゃないでしょうか。