けっきょく みんな かんがえることなんて おなじなんだね!

旅行記1日目>

id:sieg-zeonさんのT40改造も無事に終了し、7時過ぎに一旦帰宅。

夕食を食べて風呂に入って、物凄い勢いで出発の準備をして予定通りに長尾20:44の快速でスタート。普段この時間帯の下り快速に乗るなどということはあまりないので、妙な気分です。

尼崎で近江今津行きのバルブ撮影を予定してたのですが、華麗に321系に被られて撃沈。仕方なく諦め、新快速に乗って夜の阪神間を爆走。独特の空気を醸し出している、22時前の三ノ宮へ。


バス停の場所を探すのにかなり戸惑い、同じ場所をグルグル回ったりしながら何とか発見。気付けば発車五分前、無事に乗車位置に並ぶ事ができ・・・たのですが、そのときお隣には三脚と重そうな機材を持たれた方が。訊いてみると、「泊〜松崎に行きます」とのこと。予定している撮影地まで同じとは、やはり皆考える事は同じなわけですか。


発車までの間に切符売り場へ券を引き換えに行くと、受付のお姉さま(と、あえていう)が「あなたも、えーと・・・なんだっけ、そう、出雲。撮られるの?」とニコニコ。なんでも普段は絶対満席になどなる筈のないこの便が、今日に限っては私みたいな出雲撮影目当ての客のお陰で 満 席 なんだとか。何ですかソレは。


3列シートの並ぶバスの車内に入ると、ああ確かに居るわ居るわ大量の撮影組が。明らかに一般人より同業者の人数の方が多いです。何この鉄ヲタ輸送バス。


そして皆さん、関心事はやはり明日の天気の様子。


予報では今日まで雪、明日は晴れ時々曇り。現在の鳥取の積雪は10cm以上。


結構、気候が安定することが多い朝方。となると明日の朝は「雪晴れの中を行く出雲」という素晴らしいモノが撮れる可能性が出てくるわけです。私なんかはそれを知って、名古屋での貨物列車撮影の予定をホッポリ出してこちらへ行くことにしたわけですが。


何十本もの三脚と明日の出雲への期待を載せた日交バスは、深夜の三ノ宮を離れて一路鳥取を目指します。長い長い新神戸トンネルで六甲山の真下をブチ抜き、阪高7号北神戸線から六甲北道路へ抜けて中国自動車道へ。


カーテンを押しやって減光された車内から外を見ると、窓の外に浮かんでいたのは見事な満月と星空、一面雲ひとつない澄んだ夜空。


こりゃ、明日の天気はマジ期待していいかも・・・と思いつつ、頭から意識が段々遠のいていきます。何せ私は半日前まで睡眠時間30分で期末試験を受けていた身、それから電車の中の僅かな時間以外一睡もしていないとなれば、眠気がやって来ない方がどうかしています。


大量のトラックに交じり、快調に中国道をブッ飛ばすバスの揺れとエンジン音に身を任せ、とにかく睡眠。


<とりあえず一日目終わり>