学芸祭結果報告。

終電、マジで乗り遅れかけました。


というわけで今日は学芸祭。

一日一本のみの5:37発の長尾始発電車で学校へ。途中、EF65PF牽引の「なは・あかつき」と擦れ違い。昇ってきたばかりの朝陽を浴びて金色に光る長い客車を従え、間近に迫る終点を目指して持てる性能を限界まで引き出して疾走するEF65。最高です。


7時から準備が始まるのでそのくらいの時間に来いというお達しだったのですが、実際にウチのクラスが舞台を使って練習できるのは他クラスとの兼ね合いもあって8時から。こんなことならさっきのなはつき撮ってから来ればよかった(´・ω・`)

それでも色々とバタバタしていて、気付けば本番。


今、舞台では前のクラスが演劇の真っ最中。私たちの3組は舞台裏にスタンバイし、あとは背景の搬入を待つばかり。
ここでの美術班の仕事は、背景の搬入+搬出+転換。幕間を利用して中の人と共同で背景を変えていくわけですが、数十秒間の間にせねばならないのでチームワークが重要になってきます。

搬入も無事終えて幕が上がり、いよいよ私達のクラスの劇がスタート。演者が舞台で暴れまわっている間、私達は舞台袖でそれを見守るばかり。

7分間の寸劇なんて、本当に一瞬で過ぎていくものです。演技はかなり上手くいき、観客ウケは予想以上にバッチリ。声を出す事はご法度な舞台袖で隣に居た総監督と無言で向き合い、親指を立てて思わずニヤリ。いける、いけるぞこれ!


気が付いたときには幕が下りていて、僅かな時間で計画通りに舞台背景の撤収を終えた美術班+αの10人少々は4本の巨大三角柱を担ぎ、何やら訳の分からない歓声を上げながらゴミ捨て場へ向けてダッシュしていました。終わりましたよコノヤロウ。


再び講堂に戻り、他のクラスの劇を鑑賞・・・のはずなんですが、みんな興奮しててそれどころじゃありません。今年の高一はかなりアブナイ劇が多かったみたいで、2組なんかは劇題が「将軍様の息子」。どこの将軍様か?知らねーですそんなこと。とりあえず、朝○総連から文句が来ない事を祈るばかりです。

ちなみにウチのクラスは、「校長イジリ+北斗の拳+生徒にしか分からない爆笑内輪ネタ+ヲタネタ/4」のような劇。相当チャレンジャーなことやってます。
シャッフルTシャツ着た奴とネギまの風香伽香Tシャツ着た奴が出てる劇ってどんなのですか全く。


高2の劇が終わり、結果発表。
採点をする教師陣が高二有利な点数を振るのは例年通りなので、最初から期待はしていません。それでも、私達のクラスのTは見事優秀助演男優賞を受賞。ありがとー!

興奮も覚めやらぬまま体育館へ連れて行かれ・・・そのまま講演会。もうちょっと上手いスケジュールの組み方ってないんでしょうか。正直どうかと思います。

疲れがマジに溜まりまくってたので、1時間半の講演会はフルに爆睡。壇上で話してたエライ人、ごめんなさい。


それが終わったあとは、長い長い後片付け。美術班は背景制作で散らかしまくった研修館3Fの後片付け。

途中、監督と中の人といちおう美術監督の私を胴上げするというイベントも。ホントありがとう。手伝ってくれたみんなのおかげです。

他のクラスがあまり来なかったこともあって少人数で作業をせねばならず、結局終わったのは2時過ぎ。教室に戻ってみると、黒板には「お疲れさまでした!最後の人はかぎ閉めよろしく」というメッセージが。こういうのって、本当に嬉しいです。


7時から始まる打ち上げに向けて、暫し休息・・・。

誰も、その間に嵐山もみじ号と207系快速の並びを大阪駅で撮ってたりなんてしませんよ!よ!?


所変わって18:30、JR神戸線の普通しか停まらない某駅前。
3組関係者の他に、他のクラスの奴らも集まってかなりの人数が集まっています。一般人も居ればナンパしまくりのイケイケ系、果てはヲタ系まで顔ぶれは様々。今から「裏学芸祭」こと、学芸祭打ち上げが始まるわけです。

近くの本屋で立ち読みしてるらびぽを召喚したりしてまだ来ていない人間を集めていき、総勢30名近くの大人数で歩いてすぐの所にある居酒屋へ。

居酒屋と云っても飲んで飲んで飲みまくるわけじゃなく、今からやるのは120分間焼肉食べ放題。昼飯抜きで片づけをしていたので、とにかく食いまくります。食わにゃソンソン。

幹事と総監督と何故か美術監督の私の3人の挨拶で大宴会スタート。もっとネタなスピーチをしたかったような、そうでないような・・・。

隅っこの方でコソコソと焼酎を600mlも飲んじゃってベロベロになっちゃってる奴も居ましたけど、見なかったことにしましょうね!私も一口分けてもらっ・・・ゲフンゲフン!そんな事してませんからね!

スピーカーでハピマテ流してる奴がいたりしたのは気のせいですよきっと。皆さんホントに暴走しまくり食いまくり。店員さん呆れてます。


30人近くがかなりのハイテンション状態のまま、あっという間に2時間余りの1次会は終了。ここでこの後カラオケに行く組、アロエの家に行く組、そのまま帰る組に分かれます。現在9時前、夜はまだまだ終わりません。

2次会会場のアロエ家へ行くため6人ほどで駅で電車を待ちます。駅前で他のメンバーが切符を買うのを待っていると、今朝も見たPFなはつきが目の前を通過していきました。もうあれから半日以上も経ってるんですね。


やがてやってきた201系の高槻行きに乗車、尼崎で快速に乗り換え。神戸線で201系の「高槻行き」が見られる時間まで学校付近に居ることって普段はほとんどないんですよね、そういえば。

東西線内某駅で降りて、都心真っ只中にあるアロエの家へ。時、既に10時。今からやること?徹夜マージャンに決まってるじゃないですか奥さん。
もともと終電で帰る予定だった私ですが、この調子だと軽く朝帰りになりそうな悪寒がします。予定は未定、とはまさにこのこと。オヤジは会社の慰安旅行でたまたま家に居ないので、別に朝帰りでもいいっちゃいいんですけどね。

ジャラジャラやってて気付いたら24時、シンデレラタイム。「ジャンケンして私に負けた奴の人数の方が多かったら今から帰る」ということになって、やってみると見事にその通りに。あ、これはきっと帰れという神のお告げですね。折角、始発電車の時刻も調べておいたのに。


というわけで既に日付の変わった24時過ぎにアロエ家を脱出。終電の発車時刻は24:11、もうあまり時間がありません。心なしか急ぎ目で駅を目指します。ヘトヘトなはずなのに何故かテンションはハイ、人間なんてこんなもの。

地下駅の入り口に辿り着くと、「ここから改札口まで約3分」という恐ろしい表示が。流石だぜJR東西線

急に尿意を催し、急いで駅のトイレに特攻していると気付けば24:10。ふぃー。

・・・って、既に下からVVVF-TGBTインバータの回生音が聞こえてきてますよーっ!?

最悪、乗り遅れた場合は「もう一回アロエ家に戻って泊めてもらう」という手もあるのでそこまで押し迫ってはいないんですが、やはりこういうありがちなシチュって非常に危機感が漂うわけでして。階段をダッシュで駆け下りて何とか乗車成功、その瞬間からワンテンポ置いたとき背後でいつも通りの「ピロン、ピロン♪」という音とともに、ギロチン台のギロチンが落ちるように終電の扉が閉まりました。

この電車に乗れないと、私は今頃長尾まで帰れないことになっていたわけです。危ない危ない。

電車は完全な闇に包まれた深夜の学研都市線を走ります。擦れ違う電車は回送電車ばかり。

車内でコックリコックリしながらも24:51、無事に長尾に到着。チャリに乗って家へ着くと、既に25時を過ぎていました。ビバ午前様。


・・・ところでお母様、カギを開けてくださいませんでしょうか(インターフォン越しに)