オフと、SUICAと、吹雪と、まき絵?@ICOCA号2発目

本日は以前から当ブログにコメントなど書いてくださっているid:ebidoraku氏とオフ会。


前日、試験疲れの影響で9時半には爆睡体勢に突入していたため、今朝は5時に不意に起床。
不思議に目が冴えていたので、「早めに出て尼でかにカニ北近畿でも撮るか」と云う考えも頭をよぎったのですが、脳ミソのスイッチが入っていなかったのでパス。
結局9時前まで家でモゾモゾした挙句、客が居ないためにバス停に停まらず信号にも引っかからずひたすら疾走する京阪バスを気合でチェイスしつつ駅へ向かい、9時半発の電車で出発。

桜ノ宮で15分ほど環状線定点観測を行った後、大阪で一旦改札を出ます。ここまではICOCA定期利用。


ここでドラえもんひみつ道具を出す時の効果音と共に登場したのが、秘密兵器「りんかいSuica」。

要は、これで大回りをしようと云う魂胆なわけです。昨日の経験上、ICOCA号車内では検札がある可能性が高いのでそのときにこの「りんかいSuica」を出し、駅員&周囲の冷めた反応を見ようというもの。「Suica」ではなく「りんかいSuica」である所がツボです。正直、非常にどうでもいいツボであるような気もします。
Suica」を使って「ICOCA号」に乗るという更にどうでもいいコダワリも存在しています。

実はこれで入場すると時間制限がかかるという罠があるのですが、気にしちゃいけません。


素直に新快速に乗ればいいものを、何故か8番線に停まっていた快速にふらりと乗り込みます。そのまま高槻まで乗車し、3分後にやってくる後続の新快速を待ちます。

・・・何故かなかなか来ません。予定時刻から3分ほど過ぎ、そろそろ乗客がざわつき出す頃「摂津富田〜茨木間で踏切非常ボタンが押されたため、只今確認のため運転を一時見合わせておr(ry」のアナウンスが。このネタもう飽きました。

こうなるんだったらさっきの快速にそのまま乗っていれば良かった・・・と後悔しても後の祭り、仕方が無いので10分遅れの新快速を待って乗り込みます。

10分遅れの新快速は最高速度の130km/hをちょっとオーバー気味の速度で懸命に爆走し、京都着。天気は、曇ったり晴れたりがコロコロ変わる怪しい空模様。

京都駅でみやこ路快速に乗り継ぎ、座席に座って発車を待っていると隣のホームに普通列車入線の放送が。一応撮っておくか・・・と思い、何気なくカメラを向けて撮影。
最後尾がちょっと切れちまった・・・と思いながら写真を見返してみると、どうもいつもの103系とは印象が違います。んー?と思っていると、何と奈良区最後の窓枠黒Hゴム押さえ車。鉄仮面が猛烈な勢いで関西の国鉄型電車を侵食し、今やこのタイプの窓枠で残っている車両は本当に僅かになりました。実はこの編成、前々から密かに狙っていた編成だったので今回の偶然の遭遇は何気にかなり嬉しかったり。


奈良線では妹から借りた文庫本をひたすら読んで過ごし、何時の間にか木津着。
ドアが開き車外へ一歩踏み出すと、途端に吹いてくる三月とは思えないほどの寒い風。そういえば奈良の今日の最高気温は5℃、あと2週間で桜が咲くというのにこの気温は・・・。

1・2番線ホームへ移動し、待ち合わせをしていたebidoraku氏とお会いします。

大和路快速奈良駅へ移動、「流石に今日はイコヤン*1居ないでしょうねぇ」等と話しながらホームを歩いていると、目の前にいきなりイコヤン登場。どうも不意打ちを食らったような気分です。
カメラを向けたらポーズを取ってくれるのはご愛嬌。しかし、それにしてもこれはいい足の長いカモノハシですね。このテの着ぐるみって人間のサイズの都合上、どうしても足が長くなっちゃうわけで・・・。そういえば昔、某遊園地でピカチュウの着ぐるみを見たときにすらっと伸びる長い足に思わず噴いた記憶が。


あても無い話を二人でしているうちに、だんだん辺りがカオス化してきたようです。
昨日は天気もあまり良くなく、遅めの列車だった事もあってさほど人は居なかったのですが、今日は天気も昨日ほどは悪くなかったのでICOCA号目当ての客と思しき人々は多め。てっきりヲタばかりと思っていたら、家族連れの数も結構なもの。

やがて「ICOCA号」が到着。7分程度ですぐの折り返し。

ギリギリまで列に並んでいなかったので座れるか不安だったのですが、何とか席ゲット。海老氏曰く「展望席は非暖房車」、外でガクガクブルブル震えていた私たちとしては是非とも一般車両に・・・と思っていたので席が取れて何より。

話し込んでいるうちに列車は何時の間にか発車、高架駅工事中のため複雑になっている配線をゆっくりゴトゴトと渡って奈良駅を後にします。

話が進んでいくうちに「この列車、景色からして絶対『シーサイド』じゃないですよねぇ。奈良県、海に面してませんし」→「それじゃ『カントリー』でどうですか」と云う話になり、何時の間にかこの列車名は「きのくにカントリー」と云う名前になってしまったようです。どこかのゴルフ場の名前みたいです。

大和の国の盆地の中を、「きのくにシーサイド」改「やまとのくにカントリー」はトコトコと走っていきます。時折ディープな話も混ぜながら、一時間はすぐ経過。何時の間にか天理、桜井と過ぎて終点高田に到着。桜井では昨日に引き続きまたも激しい雪、一体どうなっているんでしょうか。


高田到着後すぐの頃は機関車付近がちょっとした撮影会状態になっていたようですがそれも数分で引き、すぐに家族連れがのんびり写真撮影できる程度のマターリモードに。

ここでまたも秘密兵器「りんかいSuica」が登場。定期入れから出したりんかいSuicaを、「ICOCA号」牽引機のDE10-1152号機のタブレットキャッチャ上に置いて「ICOCA号+りんかいSuica」の証拠写真を撮影。これには上から見ていた機関車のウテシ氏のオッチャンも苦笑い。
本当ならヘッドマーク部分でやれば良かったんですが、置き場所が無かったのでパスなのです。


その後は区間快速で一直線、天王寺まで乗りつけます。
103系ウォッチングでもしますか、という事になり阪和線高架ホームへ。いきなり黒Hゴム押さえ車が来たので急遽撮影するも、失敗気味。しかしこの黒Hゴム車、日根野にもまだ残ってたんですね。

そのうちに場所を移動しつつ撮っていくも、風が非常に強く挙句の果てには吹雪気味になってきたのでこのままでは体がアブナイ・・・ということで立ち食いソバ屋へ移動。
七味を大量にぶちまけてうどんを啜りこみます。七味パワーでカプサイシン全開です。ところで海老氏の食事情は相当深刻なようで、心中お察しします。

店の中で流れている曲が延々演歌だったというのは大阪クオリティ。あそこでユーロビート流されたらそれはそれで嫌だ、とは海老氏の談。確かに。


その場の流れで環状線ウォッチングでもしますか、と云うことになり今度は環状線で大正へ移動。ここの鉄橋の形がいいんですよー、などと話しながら撮影を試みます。半逆光には負けません。

その後野田でも撮影。寒さでろれつが回らなかった影響で日本語が話せなくなっていたような気がします。失言は気のせいです。

更に福島でも撮影を進めるも、流石に露出が厳しくなってきたので5時前に撤収します。

時間制限の罠も何とかクリアし、東西線新福島駅へ徒歩連絡で移動。北新地駅で海老氏と別れ、私はそのまま電車に乗り続けて帰途についたのでした。


いろいろとお付き合いいただき、本当にありがとうございましたー。
そしてお疲れ様でした>ebidoraku氏
またいづれ機会があれば、と思っておりますのその折はよろしくです。

*1:ICOCAのイメージキャラ、イコカモノハシことイコちゃん。JR西日本のヒーロー。嘘。