冬の名物

山陰本線・豊岡〜浜坂間の冬の風物詩、通称カニ増結。

山陰がカニ漁で湧いているこの時期、関西その他からはクルマやJR西日本首謀・・・じゃなかった、主催の「かにカニ日帰りエクスプレス」という日帰りパック旅行などでカニ目当ての観光客が大挙して押し寄せてくるわけです。

そのため普段1〜2両のワンマンで運転されている普通列車もこの時期ばかりは一念発起、長いものでは4両にもなる長編成で観光客輸送にあたります。

この日は平日だったので通常1両の列車が2両になっていた程度でしたが、増結の1両は広島色のキハ40でした。
今年の場合、他には加古川色のキハ47も活躍していますし、キハ65改造車やキハ181の「かにカニ〜」シリーズの列車が一日に何本も走り、更には定期特急「はまかぜ」も一挙7連に増結・・・と、この地域の鉄道が湧く数少ない機会です。
この時期、「かにカニ〜」シリーズの特急が走るお陰で京都総合車両所キハ181はフル回転。ほぼ全車両が車庫から出払って大活躍します。


余談ですが、去年はこのカニ増結用車両に国鉄色キハ58が6連登場しファンを大いに興奮させました。私もこれに激しく萌えて乗りに行ったうちの一人だったことは言うまでもありません。