N家にぷっちーん

私の家は団地なんですが、2階下にNという一家が住んでまして。
そのN家は親の年齢、子供の年齢や性別などの家族構成が私の家と殆ど一緒なわけです。
で、そこの家がまた物凄く負けず嫌いなんです。一家5人全員が。


結構N家については伝説があるわけで、私が小学校五年生の時に小学校であったマラソンで私がN家母の脇を通った時に「うちの子はもう行っちゃったわよー」と云われたり(それを聞いてブチキレた私は物凄い勢いで追い上げ、結局追い抜いたんですが。結局私も負けず嫌いなんですかね)、オカンが近所で立ち話している時にその場に居たN家母が「うちの家は一番が好きだから、けどYさんち(私の家)がいるから一番になれんのよ」と公言したりと、まぁいろいろとやってくれちゃってるわけです。本当に。


もうね、正直勝手に比べられちゃかなわんです、と。だりぃんですよ、と。


思い起こせば、私が3歳くらいのときに某K文式をやりだしたときにN家のムスコも真似してやり始めたのがあの家の「私の家への勝手なライバル意識」の始まり。以来10年以上。
小学校ではN家のムスコが私と同じクラスで、「さんすう」やら「こくご」やら「しゃかい」やらのテストがある度に点数を覗き込んできて、向こうの方が点数が悪かったら何も言わない癖にこっちが計算ミスで一問でも間違おうものならもう鬼の首を取ったような感じになって「あーっ、虻、こんなの間違えてるしぃ〜」。体育でマラソンでもやろうものなら上記の通り。運動会なんかもう見てらんない状態。

私の妹もN家のムスメと同学年のため、N家はやはり妹の方にもライバル視の矛先を向けてくるわけで。兄と妹、同時進行で勝手にライバル視されちゃ正直かないませんから。

小学校六年になり私が某中学校を受験して何とか受かる事が出来、私はそちらに行って彼と別々の学校になったためやっとウゼェN家の比較呪縛から解放されたんです。妹の方も某中学校にとりあえず合格、そこの中学校にムスメを行かせたがっていたN家はまさに「ムキーッ!!」な勢いだったそうですがそれはともかく。


で、時は移って私も中学校最後の学年に。2004年12月ですよ。

携帯で久しぶりに小学校時代の友人と話してたんです。
彼はN家のムスコと同じ中学校で、更に同じ塾にも通ってまして、話題がそのムスコの話になったんですね。

その時の友人の一言。

「あーそうそう、アイツ(N家のムスコ)な、こないだ学校で『今やったら虻とか余裕で抜けるし』とか云っとった。で、奴の志望校○高校(私の進学先)なんやて。お前のいる学校やん。成績いいし、お前奴に抜かれんで」



・・・ここまで云われてると知ると流石に私もカッチーンと来るわけで。

「余裕で抜ける」って、これはもう私だけじゃなく私の学校までも冒涜してるわけですよ。
私だけバカにするくらいなら正直どうでもいいんですが、こうも云われると許せないですね。


学校の友人にこの話をしたら案の定「俺等をナメとんのか?そんな新高*1来てほしくない。学校のイメージ悪くなるだけ」とのお言葉。そりゃそうだ。

*1:高校から途中入学してくる学生のこと