垂れ幕

私の学校、あさって体育祭なんですよ。
2週間ほど前、その体育祭時に校舎の壁に吊り下げる3m×4mの垂れ幕製作になぜか私が抜擢(「お前授業中暇そうに絵描いてるだろ」だって。皆ひでぇ。)されちゃいまして、なんか毎日放課後残ってチマチマと巨大壁画描いてたんです。


選ばれる時なんか物凄かったんですよ。
3人立候補で選ぶんですけど、当然立候補者など出る筈もなくクラス中で血を血で洗う吊るし上げあいですよ。
二人決まった所で「虻!お前やれ!」とか誰かが叫んで、それを引き金にクラス中から虻コール。もうね、こいつらバカかとアホかと。
挙句の果てには担任の柔道教師までニヤニヤしながら「なぁ虻、お前ならやってくれるよな」とか不気味に語りかけてくるんですよ。
わかったよやりゃいいんでしょやりゃ、とかヤケクソ気味に云いながら実は心の中でまんざらでもなかった私ってやっぱり単純なんでしょうね。間違いない。


まぁそれから2週間は修行no日々ですよ。実際の労働日は6日くらいなんですけどね。

まず蛍光チョークで下書きして、その上に刷毛でベタベタガリガリとペンキを塗っていくんですけど、「絵の上にペンキ皿ごとこぼしたぁぁ」とかそんなのの無限ループですよ。
手伝い用の中一はやたら怪しい奴ばかりですしね。ああもう非常に楽しかったですよホント。


しかもその垂れ幕、中学4クラス、高校4クラスの8クラスがエアコンもついてない蒸し暑い講堂で作業するんですけどなぜかどこのクラスもアニヲタばっかりで、方々から「いぇーい♪しぇきしぇき♪」とか「○△たん萌え」とか「も〜う〜も〜どれ〜な〜い〜〜」とか聞こえてくるわけで「もう終わりだこいつら」、とでも言って欲しいかのような連中ばっかりなんですね。ぐはぁ。


そんな劣悪環境の中でも何とか完成。
何でこの人に決まったのか良く分からないんですが、ミスチル桜井和寿(字合ってるのか?)さんを無事に描き上げたですよ。

ペンキが乾燥して剥がれないかが目下の気がかりです。。